私実は先週まで地元の海で潜ったことがありませんでした。海水を欲して急遽「明日潜りたいです!」と電話するとOK!ということで、人生で初めて愛南の海の潜りに行くことが決まりました。

実は、当日の朝友人とショアジグに行くことが決まっていたため、早朝2:30に起床して愛南町へ。ちなみに釣果は約30cmのねいり(カンパチ)が2人で7尾。

こんなに釣れると思っていなかったので朝から大はしゃぎでした笑

そのまま西海へ直行。潜らせて頂いたのは西海観光船の ダイビングショップ Sea-Pu

ホームページはこちらです✨https://sea-pu.com/.

オーナーの高橋さんもすっごく気さくな方でユーモアもあり、たまに抜けてるところもあり、すぐに打ち解けられとても魅力的な方でした!!

今回ガイドを担当してもらった竹田さんに、忘れかけてたセッティングを手伝ってもらい、ボートで愛南町沖の横島断層まで行きました。イサキの群やウミスズメ、キンギョハナダイ、クマノミに出会えました。

今までサンゴのある海に潜ったことがなく、サンゴと共生する熱帯性の生き物たちと出会えたのも初めてで、おさかなさんの群れに出会えたのも初めてです。なんと言っても圧巻でした。水族館でなら溢れ出る感動の涙を流す余裕もなくあまりの迫力と壮大な海の魅力に飲まれてました。

午後は隣の小横島で2ダイブ目。キンメモドキとハタンボの群、シリキルリスズメダイ、カンパチやアカエイっぽい大きなエイもみられました。

経験も浅くブランクも長かったのでサンゴを傷つけまいと気を使うダイブでしたが最高の1日でした。

実はこの日、高校の後輩で同じ海洋系の大学に進学した女の子と再会!海について熱く語れる同世代の女の子はとっても貴重な存在!また愛媛帰ってきたら一緒に潜りたいな✨

地球温暖化に伴うおさかなさんたちの北上現象やサンゴの白色化、さまざまな要因によって住処や産卵場が狭められたり、大量に漁獲されたりしておさかなさんたちは現在消滅の危機に瀕しています。

他にも数えきれないほどの課題が海には存在しています。このような話は最近よく聞くでしょう。じゃあ私たちは何をしたらいいのか。

「結局現状だけ聞かされてもわからない。」このような声にお応えするため、このブログでは簡単なこと3つだけお伝えします。そのうち自分にできそうなこと1つだけ選んで取り組んでいただけたら十分です。

①海のゴミを捨てないでください。

釣り、ダイビング、サーフィン、BBQなど気づかないうちに、持ってきた釣り具の包装や、食品袋が風で海に飛ばされてしまっていることも多々あります。

プラスα来た時よりも海をきれいにして帰れたら完璧です!

②密漁をしないでください。

密漁された魚を食べることも密漁を促進してしまう行動の1つです。じゃあどのようにして適切な方法で漁獲されたかを判断するのか。いくつか例を挙げておきますので、1つだけでもいいので覚えて、スーパーや市場で意識してみましょう!

1) 伊勢海老は夏が禁漁期。夏の伊勢海老購入は控えましょう。夏休みのBBQで伊勢海老焼くのはNGです。

2) 7cm以下のメバル、カサゴはリリースサイズ。よく釣れる魚なので要注意!(サイズは愛媛県の例です。県によって異なります。)

豊かな海を守るためによろしくお願いします🤲🏻🙇🏻‍♀️

プロフィール

かーりぃ|水産チャレンジ応援ディレクター(F-COD

 愛媛県松山市出身(25)。1歳の頃から海への憧れを持ち、水産大学校生物生産学科に進学。4年間の海響館でのアルバイトとダイビング部での活動を経て、水産の道に進むことを決意。愛媛県の水産試験場で宇和海の資源評価・管理に係る業務を行い、『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2024』を受賞。
 現在は、札幌を拠点に個人事業主として海難救助に関わる仕事をしながら、福井県立大学海洋生物資源学専攻で、いわし類の利用流通に関する研究を行っている。「令和の海って疲弊してたな」って言うために、SNSを駆使して水産業及び関連産業の振興と漁村の地域創生に貢献していきます。

SNSリンク集:https://instabio.cc/mermaid-carly

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4件のコメント

  1. ブログ拝見させて頂きました
    海を守りたいという強い思いに感激しました
    ただ少し疑問に思った点がありましたのでコメントさせて頂きます
    鰻についてですが大抵の都道府県での採捕禁止サイズは20cm以下です
    またうなぎの流通状況を踏まえて、出回る鰻屋のほとんどが養殖物です
    天然でしたら秋が旨いですが養殖鰻に明確な旬はありません
    あえて言うなら夏の新仔が美味いでしょう
    シラスウナギの流通が不透明であり、近年のウナギの減少からも踏まえてウナギをあまり食べないようにしようと言うのはわかりますが秋の鰻で美味いのは下り鰻です
    下り鰻の保全が鰻の保護では重要だと考えます
    その点からも夏に鰻を我慢して秋に食べましょうというのは納得出来ないです

    1. 読んでいただき、コメントもありがとうございます!

      知識不足で申し訳ありません。調べさせていただいたらそのようですね!愛媛県では25cmが基準の様でしたので他の県も調べてから記述するべきでした。

      飲食店ではちらほら「天然鰻」のような記述があったりとかするので、てっきり天然鰻の方が流通してるものと思ってました。もし、参考資料等あったら教えて頂きたいです!

      今後も読んでいただけると幸いです。
      よろしくお願い致します🙇‍♀️

  2. お忙しい中、返信頂きましてありがとうございます
    ウナギの供給量割合についてですが、水産庁の統計にて国内生産量に占める養殖鰻の割合が表記されていますがその割合は非常に高く、天然鰻の供給率の低さを知ることができます
    また秋に旬と言われる鰻についてですが、これは下り鰻のことで、寒の鰻の旬は冬とされていました
    下り鰻の特徴として長旅に備えて脂が乗っている為非常に美味とされています
    しかしながら資源保護の観点から全国各地で下り鰻を取らないようにと下り鰻の保護を求めたり、禁漁期間を設けたりといった対策がとられているのも事実です
    実際に鹿児島や熊本などでは秋口から鰻の禁漁期間が設けられています
    そのため秋に鰻を食べるというのはあまり好ましいことではありません(−_−;)
    鰻について、昔からの漁法や文化について、旅するウナギ-1億年の時空をこえて 黒木真里 塚本勝巳 著 東海大学出版会 にて詳しく書かれています
    水産大学卒とのことでしたがマリアナ沖で鰻の調査をされていたのは、たしか水産大学の実習船でした
    機会がありましたら是非手に取られてみてください

    1. 参考資料ご提供ありがとうございます!
      次回、フィードバックについて踏まえた上で投稿させていただこうと思います。
      旅するウナギ-1億年の時空をこえて 黒木真里 塚本勝巳 著 東海大学出版会
      は見たことあると思うので、今度読ませたいただきます✨️
      また色々教えてください!よろしくお願い致します🙇‍♀️

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