早田大敷の乗船から2日。次は大紀町錦漁港の大敷に乗船！
急遽のアポだったけれど快く受け入れてくださった錦大敷の皆さんありがとうございます。
今回は6:00ごろ出船。早朝でも、焚き火にみんなで集まって和気藹々と超元気！！
漁場までは約５分。今日はどんな魚が待ってるかな？？
すぐ近くの早田大敷では１隻だったけど、錦の大敷は３隻操業。
昔は５隻とかで操業していて時もあったみたいで、これでもだいぶ減らしたみたい！
こんな感じで、多種多様な生き物が入ってきてしまう定置網漁。
今回迷い込んでしまっていたのはアカウミガメ。
よく水族館で一緒に飼育されているアオウミガメとは、頭の鱗板の並びで見分けられるよ。
興味がある人は調べてみてね！
このアカウミガメは5月中旬になると産卵のために黒潮にのって日本の太平洋沿岸にやってくるの。
8月末まで3〜5回産卵（100個/回）するよ！
約３ヶ月で卵からふ化した子ガメは、黒潮にのって北太平洋を時計回りに回遊して、
また20〜30年後に日本沿岸に帰ってくるの。
錦大敷のあるこの熊野灘沿岸もアカウミガメの産卵場として有名なんだ。
シマアジやイシダイ、ウツボ、マルソウダ、マダイ、マアジ、アオリイカが取れたよ。
市場に水揚げが終わったのが7:30くらい。
コンビニで朝ごはんを食べて次の仕事は黒潮マダイの出荷！
「伊勢黒潮マダイ」とは、脂質にこだわり、菜種オイルなどを加えたオリジナル飼料で育った
マダイのことだそう！中性脂肪を抑える機能性表示食品として登録されているよ！
海水は冷たかったけど体動かしていると、だんだん暖かくなってきて全然寒いって感じなかった！
作業は1時間半くらいで終わって、10:00には解散。
みんなでその後お昼からBBQしたり、釣りしたり、大紀町に住んだら絶対楽しいだろうなぁ😌💭
今回錦漁港をアテンドしてくれた侑太郎くんのinstagramはこちら👇👇
https://www.instagram.com/reel/C2EKfV7PMMV/?igsh=dTN4MDE0ZWhwYmZn
フレンドリーに暖かく迎えてくださった錦大敷の皆さんありがとうございました！
プロフィール
かーりぃ｜水産チャレンジ応援ディレクター（F-COD）
愛媛県松山市出身(25)。1歳の頃から海への憧れを持ち、水産大学校生物生産学科に進学。４年間の海響館でのアルバイトとダイビング部での活動を経て、水産の道に進むことを決意。愛媛県の水産試験場で宇和海の資源評価・管理に係る業務を行い、『地方公務員が本当にすごい！と思う地方公務員アワード2024』を受賞。
現在は、札幌を拠点に個人事業主として海難救助に関わる仕事をしながら、福井県立大学海洋生物資源学専攻で、いわし類の利用流通に関する研究を行っている。「令和の海って疲弊してたな」って言うために、SNSを駆使して水産業及び関連産業の振興と漁村の地域創生に貢献していきます。
