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【ダイビング】プラスチックに興味津々なおさかなさん in明浜ラビリンス

こんちは!かーりぃでーす✨

しばらく投稿サボってましたが、ぼちぼちダイビング日記書いて行こうと思いますー!

今回は、またまた愛媛県明浜町でのダイビングです!ここで潜るのは2回目でした。前回のダイビング記録はこちらのURLから覗いてみて下さいね!https://mermaid-carly.com/91/

2022年9月11日に明浜ラビリンスのサンゴ保全に行ってまいりました。

とりあえずその時の様子を動画にしたのでまずはこちらをご覧ください!!

今回、私が珊瑚がある場所で潜ったのは3回目で、ちゃんと間近で珊瑚に触れて観察したのは初めてでした。

あなたはサンゴについてどのくらい知っていますか??サンゴって植物?それとも動物?

環境問題が注目され始めてから今日に至るまで、環境問題の一つとしてサンゴの白色化がよく取り上げられています。

そもそも①なぜサンゴが白色化することが問題なのでしょうか。そして、②なぜサンゴが白色化するのでしょうか。

①なぜサンゴが白色化することが問題なのでしょうか。

珊瑚礁は海洋面積のたった約0.2%にしかありません。

しかし、その珊瑚礁には約9万種の生き物が生息していると言われています。

つまり、海洋社会の大都会ということですね。

珊瑚礁は非常に多様な海洋生物の住処や索餌、産卵場や休息の場となっているのです。

さらに、栄養の少ない透き通った海にはプランクトンが少なく、食物連鎖における栄養段階の低い、

稚魚や小魚はサンゴの本体であるポリプという部分を食べて成長します。

サンゴは陸上でいう草のような役割を果たしているのです。

そのため熱帯域でのサンゴの役割は非常に大きいものであると言えます。

また人間もサンゴの恩恵を受けています。

珊瑚礁は天然の防波堤としての役割や景観サービスとしての役割、装飾産物の材料となっていたり、水産業を支える好漁場

となっていたりします。

だからサンゴは大事ということですね。

②なぜサンゴが白色化するのでしょうか。

サンゴは、暖かくて栄養素の少ない海に生息する刺胞動物という動物の仲間です。刺胞動物にはクラゲやイソギンチャクなども含まれます。

サンゴは栄養素の少ない透き通った海に生息するため、海水中以外から栄養素を獲得しなければなりません。

そこで、サンゴは体内に褐虫藻という植物を飼うことで褐虫藻が光合成によって作り出した栄養素を分けてもらって生きているのです。

しかし、この褐虫藻の適温は25℃〜29℃で、それ以上の水温に達するとサンゴの体内から出ていってしまいます。

そうなるとサンゴは褐虫藻から栄養を供給してもらうことができなくなり、体が白くなって死んでしまうのです。

これがサンゴの白色化という現象です。

(サンゴが減少してしまう原因は地球温暖化だけではなく、赤土の流出や、大型台風も原因と言われています。)

このような現状を見て、これらの原因が全て人間のせいだという人もいれば、自然の摂理だという人もいます。

それを明らかにするためには自然を完全にコントロールして実験を行わなければなりません。

しかし、そんなことは人間にはできませんし、そんなことをしてしまったらそれこそ自然は崩壊してしまします。

環境問題を解決するということはかなり難しい問題です。

そもそも現在、世界中で環境問題だと言われていることが本当に問題として取り上げるべきほど大事な話なのかも明確ではありません。

全ての生き物は生態系に負荷をかけながらでなければ生きていけません。

多様な生物はそのような負荷をお互いにさまざまな方向から皺寄せを伸ばしあって、補填し合って生きているのです。

例えば、シカは木の皮を食べて生きていますが、木は木の周りの皮を一周剥がされてしまうと死んでしまいます。

しかし、シカはその山に糞をして土壌を豊かにし、そしてまた新たな木が生えるのです。

そのようなサイクルが地球上の中では陸海、有機物無機物関係なく循環しています。

その中で、生物の資源量が大きく変動することももちろんあります。

人間が知性を持つまでの間の地球で絶滅した生物も数えきれないほどいます。

自然に適応できない生物は絶滅するのです。これを自然淘汰と言います。

何が正解かは私にもわかりません。

しかし、人間はあまりに自然に対して利己的なのではないかと私は思います。

そもそも、地球温暖化が問題と言っているのは人間が今定住している場所では暑くて住みにくいからではないでしょうか?

温暖化によって魚が北上することが問題だと言っているのは、人間が昔から食べ慣れた魚を食べられなくなるからではないでしょうか。

自然の摂理として

「環境に適応できないものは淘汰される」

過度な環境保全はこれに逆行しているものであるとも言えます。

負荷をかけずに生きることは難しいですが、負荷を与えたのであればどこかで還元すればいいのです。

日々、どうすれば自然に対しての負荷を軽減できるか、

どうすれば地球に還元できるか考えることがまず第一歩だと私は思います。

あなたが問題だと思う環境問題はなんですか?

その理由もありましたらコメント欄に書いていって下さい。

みんなで地球との付き合い方について議論できたらいいなと思います。

プロフィール

かーりぃ|水産チャレンジ応援ディレクター(F-COD

 愛媛県松山市出身(25)。1歳の頃から海への憧れを持ち、水産大学校生物生産学科に進学。4年間の海響館でのアルバイトとダイビング部での活動を経て、水産の道に進むことを決意。愛媛県の水産試験場で宇和海の資源評価・管理に係る業務を行い、『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2024』を受賞。
 現在は、札幌を拠点に個人事業主として海難救助に関わる仕事をしながら、福井県立大学海洋生物資源学専攻で、いわし類の利用流通に関する研究を行っている。「令和の海って疲弊してたな」って言うために、SNSを駆使して水産業及び関連産業の振興と漁村の地域創生に貢献していきます。

SNSリンク集:https://instabio.cc/mermaid-carly

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